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ジーボのブログ

このブログはおもにジーボが読んできた絵本について紹介するものです。

絵本 塚本やすしさん やきざかなののろい

 皆さんこんにちは。ジーボです。今回のお話は2014年、塚本やすしさん作の「やきざかなののろい」です。一見怖そうなタイトルですが、中身はコミカルな絵本です。

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あらすじ

やきざかながきらいなしょうねんがたべないでいると、ある日おふろに入っているときにやきざかながあらわれ、「きらわないでくれー、ちゃんとたべてくれー」としゃべります。それからしょうねんはずっとやきざかなにつきまとわれますが、しょうねんはやきざかなが大きらいだといいつづけます。とうとうおこったやきざかなは、「もう!たべてやるー!」とさけび、しょうねんをおいかけます。しょうねんのうんめいはいかに?

 この本にはやきざかなと少年、少年の母の他にもう一人(一匹)登場しています。この人物(動物)が少年に大きくかかわってきますが、そこは読んでのお楽しみということで。

 絵は線一本一本が力強く描かれており、迫力があります。読者に注目して欲しい所は他よりも大きく目立つように書いています。やきざかなも普通の魚に見えないように工夫してあり、とても楽しい絵になっています。

 実はジーボも幼少の頃は魚が好きでしたが、物心ついたころには少年のようにすっかり魚嫌いになっていました。やっぱり小骨がのどに刺さったりするのが嫌でしたね。やきざかなののろいを受けずに済みましたが、はたしてよかったのかどうか…

 このお話はうちの子のお気に入りの一冊なのですが、気に入っている理由がよくわかりません。これもやきざかなののろいなのでしょうか…

 では、また次の機会にお会いしましょう。

絵本 日本昔話 てんぐのかくれみの

 皆さんこんにちは。ジーボです。暖かい日が段々と多くなり、私は散歩に行く機会が増えてきましたが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?

 さて、第3回目は日本の昔話から「てんぐのかくれみの」を紹介します。日本の昔話に限った事ではないのかもしれませんが、この本の解説によると、このお話は様々な形で伝えられているようです。この本では主人公は彦八という青年ですが、地方によってはばくち打ち、うそつき、炭焼き、吉五、彦一などばらばらです。てんぐをだます道具についても竹筒の他にモミ通し、穴あき銭、遠メガネなどがあります。現代のように録画や録音もできず、口伝えになりますのでしかたのないところでしょうか。

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あらすじ

 ひこはちというわかものが、てんぐのもっているかくれみのというふしぎなたからをとるために山にいきます。かくれみのとは、このみのをきると、だれからもすがたが見えなくなるというものでした。ひこはちはたけづつをとおいさきまで見える、せんりメガネとうそをついてとおい先のできごとが見えるかのようにふるまいます。

 これを見たてんぐは、じぶんも見たくなり、ひこはちにいちどでいいから見せてくれとたのみます。しかし、ひこはちはだいじなたからものだといって見せてくれません。てんぐは、じぶんのたからものであるかくれみのとすこしのあいだだけ、こうかんしてくれるようにひこはちにたのみ、ひこはちはまんまとかくれみのを手に入れることにせいこうします。

 てんぐは、あとでだまされたことをしりますが、ひこはちはかくれみのをきてにげてしまったため、すがたが見えずおいかけることができませんでした。かくれみのをきたひこはちは町でいたずらをしてたのしんでいました。ところがある日、ははおやが、かくれみのをやいてしまい、はいになってしまいます。あきらめきれないひこはちは、そのはいをからだにぬり、すがたをけすことにせいこうします。そして、ふたたびいたずらをはじめますが…

 子供の頃にこのお話を聞いて自分にもかくれみのがあったらいいなと思ったものでした。皆さんの中にも同じように考えた方がいらっしゃるのではないかと思います。透明人間になりたい!なったらどうなるのか?と考えるのはこんな昔からあったのですね。未だに実現できない夢ですが…

 このお話を読んだ後にかくれみのがあったらどんなことをしたいと思うかをお子さんと話し合ってみるのも楽しいと思います。

 では、また次の機会にお会いしましょう。

絵本 亀岡亜希子さん はるをさがしに

 皆さんこんにちは。ジーボです。テレビでは桜の開花予想の話が出てくるくらい少しずつ春が近づいてきました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 さて、第2回目のお話は「はるをさがしに」という今の季節にぴったりのお話です。作者は文・絵ともに亀岡亜希子さんです。プロフィールによれば、読んだ人の心の奥底に、いつまでもしまっておいてもらえるような絵本、誰かをなつかしく思いだすようにふと思い出してもらえるような絵本を描いていきたいとのことです。

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 このお話の主人公小さなオコジョのタッチィは、作者のデビュー作「ねんにいちどのおきゃくさま」に続いて2度目の登場となります。

あらすじ

 はるのにおいをかんじたタッチィがなかよしのくまさんを早くとうみんからおこしたいと花をさがしにぼうけんに出かけます。(花をくまさんのあなのまわりにおけば、くまさんがはるがきたとおもって早くおきるかな?とおもったためです。)とちゅうで、たすけてもらった女の子とのふれあいや、やっと見つけた花をもちかえることのできないかなしみをのりこえてタッチィがえたものはくまさんへのすばらしいおみやげでした。そして山にもどったタッチィをまちうけていたのは…

 

 オコジョという珍しい動物を主人公として選んだのはツンと立っている姿からお話のイメージが浮かんできたのではないかと思われる絵が随所に見られます。画像のように絵はパステルを使い、とても温かな印象で、色鮮やかに描かれています。一度読んだ後にもう一度タッチィに注目して絵を見てください。タッチィが変化していることに気付かされますよ。

 本を読んだ後でタッチィは今頃どうしているかな?とお子さんと話をするのも楽しいのではないでしょうか?

 では、また次の機会にお会いしましょう。

絵本 グリム童話 ハーメルンのふえふき

 皆さんこんにちは。ジーボと申します。今日からこのブログを始めました。ここでは私が読んできた絵本について皆さんにご紹介していきます。紹介した本に少しでも興味を持ち、その本をお子さんと一緒に楽しんでいただくきっかけになれば大変うれしく思います。

 

 さて、今回のお話は「ハーメルンのふえふき」です。名前ぐらいはお聞きになったことがあるかもしれませんね。画像の本は1985年に発行され、オーストリア児童文学賞を受賞、日本図書館協会の選定を受けています。また、フックスフーバーの絵は明暗の変化に富んでおり、印象深く、当時の生活習慣を良く伝えているとドイツで評されていました。

(書評誌「本の時代」より)

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 このお話は北ドイツの町に起きた不思議な出来事の伝説をもとにグリム兄弟が本にしたのをきっかけに世界中に広まったということです。

あらすじ

 ハーメルンという町は、川をりようしたしごとでとてもゆうふくな町でしたが、たくさんのネズミのひがいになやまされていました。そこへやってきたたびびとが、ネズミのはなしをきいて、たいじすることをじょうけんにお金がほしいといいます。町の人たちはたいじできればたびびとののぞみどおりのお金をあたえるとやくそくします。

 たびびとは、あるほうほうでネズミを一ぴきのこらずたいじしましたが、町の人たちはお金をわたしたくないとおもい、たびびとへお金をわたしませんでした。このことによってあとで町の人たちはたいへんなことにあうことになります。はたしてそのたいへんなこととは?

 ハーメルンという町は実在の町でこのお話の芝居が演じられ、ある通りは“音楽禁制通り”といって、結婚式の行列までが、そっと通ることになっているそうです。(本の解説より)なぜかについては本を読んでいただければわかります。

 このお話は昔も今も変わらない「約束を守ることの大切さ」を伝えるものとなっています。このお話を通してお子さんに教えてあげてはいかがでしょうか?

 では、また次の機会にお会いしましょう。