ジーボのブログ

このブログはおもにジーボが読んできた絵本について紹介するものです。

絵本 内田美智子さんの「いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日」を紹介。命の尊さを思い出そう。

 皆さんこんにちは。ジーボです。今回のお話は2013年発行、坂本義喜さん原案、内田美智子さん作、魚戸おさむとゆかいななかまたち絵の「いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日」です。

f:id:ziibo:20170620233731j:plain

あらすじ

 さかもとさんはしょくにくセンターではたらいています。うしのいのちを”といて”おにくにするしごとです。”とく”というのはうしやぶたをころすといういみです。しょくにくかいたいぎょうしゃがつかっていることばです。さかもとさんはこのしごとがずっといやでした。いつかやめようとおもいながらしごとをしていました。

 さかもとさんには小学3ねん生の子どもがいました。しのぶくんという男の子です。ある日じゅぎょうさんかんがあり、さかもとさんがいくことになりました。じゅぎょうさんかんでは、しゃかいかの「いろんなしごと」というじゅぎょうでした。先生が子どもたちに「おとうさん、おかあさんのしごとはどんなしごとですか?」とひとりひとりにたずねていました。しのぶくんはおとうさんのしごとをふつうのにくやとこたえました。

 その日、いえにかえってからしのぶくんはおとうさんにいいました。「おとうさんがしごとばせんと、みんながにくをたべれんとやね。」なんでそんなことをいいだすのかきいてみると、学校のかえりぎわ、しのぶくんは先生によびとめられてこういわれました。「さかもと、なんでおとうさんのしごとばふつうのにくやてゆうたとや?」「ばってん、カッコわるかもん、1かい見たことあるばってん、ちのいっぱいついてから、カッコわるかもん」先生はしのぶくんにおとうさんがしごとをしないと先生もしのぶくんも校ちょう先生もかいしゃのしゃちょうさんもにくがたべられない。だからすごいしごとをしているのだということをつたえました。しのぶくんはそこまで一気にしゃべり、さいごに「おとうさんのしごとはすごかとやね」といいました。さかもとさんはもうすこししごとをつづけようかなとおもいました。

 ある日、一日のしごとをおえたさかもとさんがじむしょで休んでいると、1台のトラックが入ってきました。にだいにはあしたんにくになるよていのうしがつまれていました。みているとじょしゅせきから10さいぐらいの女の子がとびおりてきました。そしてそのままにだいにあがっていきました。さかもとさんがトラックにちかづいてみいると女の子がうしにはなしかけているこえがきこえてきました。「みいちゃんごめんねぇ。みいちゃんごめんねぇ。みいちゃんがにくにならんとお正月がこんて、じいちゃんのいわすけん。みいちゃんばうらんとみんながくらせんけん。ごめんねぇ。みいちゃんごめんねぇ。」そういいながらうしのはらをさすっていました。さかもとさんは「見なきゃよかった。」とおもいました。トラックのうんてんせきから女の子のおじいちゃんがおりてきてさかもとさんにあたまをさげました。「さかもとさん、みいちゃんはこの子といっしょにそだちました。だけん、ずっとうちにおいとくつもりでした。ばってん、みいちゃんばうらんとこの子におとし玉もクリスマスプレゼントもかってやれんとです。あしたはどうぞよろしくおねがいします。」さかもとさんはまた、「このしごとはやめよう。もうできん。」とおもいました。そしておもいついたのがあしたのしごとを休むことでした。

 さかもとさんはいえにかえり、みいちゃんと女の子のことをしのぶくんにはなしました。そしてみいちゃんをにくにすることができないのであしたのしごとは休もうとおもっているとつたえました。しのぶくんは「ふ~ん」といってしばらくだまったあと、テレビに目をうつしました。

 そのよるいつものようにさかもとさんはしのぶくんといっしょにおふろに入りました。しのぶくんはさかもとさんのせなかをながしながらいいました。「おとうさん、やっぱりおとうさんがしてやったほうがよかよ。こころのなか人がしたらうしがくるしむけん。おとうさんがしてやんなっせ。」さかもとさんはだまってきいていましたが、けっしんはかわりませんでした。

 つぎの日のあさ、しのぶくんは小学校へ出かけるときにげんかんでさけびました。「おとうさん、きょうはいかないけんよ!」「わかったね?」さかもとさんはおもわず「おう、わかった」とこたえてしまいました。さかもとさんはしぶいかおをしながらしごとへと出かけました。そして…

 この本は最後までお話を書きたくてしかたがありませんでした。人は牛や豚の命を奪って自分たちの生きるエネルギーとしています。それはしかたのないことではありますが切ない思いがこみ上げてきます。我々は色々なものから命をいただいて生きているということをもっと自覚すべきだと感じました。命を無駄にしないためにも。

 では、またの機会にお会いしましょう。

絵本 ローレン・チャイルドさんの「ぜったいひとつだからね」を紹介。「チャーリーとローラ」シリーズ。

 皆さんこんにちは。ジーボです。今回のお話は2016年発行、ローレン・チャイルドさん作、絵、木坂 涼さん訳の「ぜったいひとつだからね」です。この本は「チャーリーとローラ」シリーズの1冊です。「チャーリーとローラ」は2005年に英語版テレビアニメが制作され、日本を含めた世界35か国以上で放映されたそうです。

f:id:ziibo:20170620062035j:plain

あらすじ

 ぼくのいもうとローラはちょっとかわってて、手のかかるやつなんだ。とチャーリーはいいます。あるときママがチャーリーたちをつれてかいものにいくといいます。そのときママは「なにかひとつ、かっていいわよ」といいました。チャーリーはたしかめます。「ひとつってぼくといもうととふたりでひとつ?」ママは「ひとりにひとつよ。」とこたえました。

 そこでチャーリーはローラのところへいって、かいものにいくことをつたえます。そして、「ママがごほうびになにかひとつ かっていいってさ。」とチャーリー。するとローラは「それって…ふたりでひとつってこと?」とききます。「いいや、ひとりにひとつだって。」とチャーリー。「つまりふたつってことね?」「だ・か・ら、ふたりでふたつってことさ。」チャーリーが答えました。「10ぷんしたらかいものにいくわよー」とママのこえがきこえました。チャーリーはいそぎます。はをみがくのに3ぷん、あさごはんをたべてなかったことに気がつくのに1ぷん、ごはんをたべて4ぷん。またはをみがいて3ぷん、ローラのかたほうのくつをさがすのに8ぷんごうけいすると19ふん。9ふんもすぎています。

 するとローラが「ちょっとまってて」といいました。「ちょっとってどのくらい?」とチャーリーがききます。「ひとつしなくちゃならないことがあるの。」「でももういくじかんだよ」「だいじょうぶ1びょうのはんぶんもかからないから」とローラ。でもとけいを見てみると2ふんもすぎている。

 チャーリーはローラのへやへいってみました。ローラはじぶんのふくの水玉もようをかぞえていて12までかぞえましたが、そのつぎが出てきません。チャーリーにきくと、「12のつぎはかいものにつれていってもらえないってことさ」「きゃーたいへんいそがなきゃ」とローラ。

 ようやく出かけることができましたが、ローラはてんとうむしを見つけてかぞえたり、いけのそばをとおりかかったときにカモがなんわいるかチャーリーにもんだいを出したり、でんせんの上とりをかぞえたりしました。それからチャーリーはおみせにつくまでいっぽいっぽかぞえました。156ぽあって、ようやくおみせにつきました。そして…

 お話に出てくるローラは確かに手のかかる子のようですが、ママもチャーリーも手馴れていてうまく対応しているのが面白いです。

 数に興味をもたせる最初の本としてみると、数字の好き嫌いがわかる本かもしれません。一方、数に興味があるお子さんであれば、1から1兆までの数が出ていて、絵の中には計算式までかかれていますから食いつくこと間違いなしです。

 では、またの機会にお会いしましょう。

 

絵本 上野与志さんの「ふたごのどんぐり」を紹介。ふたごのきずな。

 皆さんこんにちは。ジーボです。今回のお話は2014年発行、上野与志さん作、いしつとむさん絵の「ふたごのどんぐり」です。

f:id:ziibo:20170619062408j:plain

あらすじ

 町はずれのこうえんにふるい大きなかしの木が2本ささえあうようにたっています。みんなから「ふたごのかしの木」とよばれています。「ふたごのかしの木」が生まれたのは、ずっとずっとむかしのこと。みはらし山のてっぺんには見上げるようなかしの木が1本たっていました。「ふたごのかしの木」のかあさんの木です。

 あるとしのなつ、いつものようにかしの木はどんぐりをたくさんみのらせていました。その中にふたごのどんぐりがありました。

 あきになりました。みみをすますとどんぐりたちのおしゃべりがきこえてきます。「ぼくたちどんぐりってずうっとどんぐりのままじゃいられないってかあさんがいってたよ。ちがうものになるんだって…。」「そんなのいやだい、ぼくずうっとおにいちゃんといっしょにどんぐりのままがいい。」ふたごのどんぐりのおとうと、グリがいいました。「だいじょうぶだよ、おれ、ずうっとグリといっしょにいる。やくそくするぜ!」おにいちゃんのドンがいいました。

 ある日、かあさんの木はどんぐりたちにはなしだしました。「おまえたちはこれからたびに出なければなりません。」「おまえたちはわたしからはなれて、りっぱなかしの木になるのです。それがわたしたちかしの木の生きかたなの。」「さあ、いきなさい!」かあさんがさけんだとたん、まるでどんぐりたちをあとおしするようにつよいかぜがふいてきました。どんぐりたちはころげおちていきました。ふたごのどんぐりもころがります。「グリ、ぜったいにはなれるなよ!」「うん、おにいちゃん!」

 ころげおちたところへ、いきなりりすがおそいかかってきました。りすはどんぐりが大こうぶつなのです。ところが、そこへからすがまいおりてきて、ふたごのどんぐりをくわえてとびあがりました。からすはふたごのどんぐりをくわえたままぐんぐん空にまいあがっていきました。

 そのとき、とんびがからすにおそいかかりました。「ここはおれのなわばりだ。でていけ!」「うるさい!カァ!」からすがさけんだとたんふたごのどんぐりはからすのくちばしからこぼれおちてしまいました。そして…

 ふたごのどんぐりというのはジーボ、みたことがありません。地面に落ちているどんぐりしか見ていないので当然かもしれません。かしの木になっている青いどんぐりの実はどんな風か絵本をみればわかるのですが、実物を見た記憶がないです。今度樫の木を見たら確かめてみようと思います。

 では、またの機会にお会いしましょう。

絵本 クリス・ウォーメルさんの「くまくんと6ぴきのしろいねずみ」を紹介。くまくんの夢のある説明。

 皆さんこんにちは。ジーボです。今回のお話は2011年発行、クリス・ウォーメルさん作、絵、吉上恭太さん訳の「くまくんと6ぴきのしろいねずみ」です。

f:id:ziibo:20170618065816j:plain

あらすじ

 ある日のゆうがた、ちいさなふるいぬいぐるみのくまくんはさんぽに出かけました。とことこあるいているうちにもりにやってきました。くらくてきみがわるいので、くまくんは森に入るのをやめました。

 そのとき、「チューチュー」とくらい森の中からなきごえがしました。どうしたのか気になったくまくんはあわてて森の中へ入っていきました。しばらくいくと、6ぴきの白いねずみが見えました。「たすけて、たすけて!ぼくたちまいごになっちゃったの。よるになったらふくろうやきつねやへびにたべられちゃう!」

 そのときです。木の上からふくろうがちかづいてきました。くまくんはねずみたちにまるくなってしっぽをかくすようにいいました。ふくろうはくまくんと6つの白いふわふわした玉を見ていいました。「このへんでねずみを見なかったかね?さっき、なきごえがしたんじゃが。」くまくんはねずみは見ていないとこたえます。ふくろうは6つの白い玉を見てききました。「ところでこれはなんじゃね?」くまくんはゆきの玉だとこたえます。ふゆになったらゆきがっせんでつかえるようにいまからあつめているといい、ねずみたちをまもろうとします。ふくろうはばんごはんをさがしてとんでいってしまいました。ふくろうのすがたが見えなくなるとねずみとくまさんはそろってかけだしました。

 ところがすこしいくと、きつねのこえがきこえてきました。くまくんはまた、ねずみにまるくなってしっぽをかくすようにいいます。そして、くらいしげみからきつねがあらわれます。きつねはくまくんにねずみを見なかったかたずねます。くまくんはねずみは見ていない。ここにはたまごしかないといいます。きつねはたまごにけがはえていることを気にします。くまくんはふわふわどりのたまごで、なくしたたまごを見つけてあげたといいます。きつねは6つの白い玉を見てくびをかしげながら、ばんごはんをさがしにいってしまいました。きつねのすがたが見えなくなるとねずみたちとくまさんはいっしょにかけだしました。

 すこしいくと、シュルシュルシュルとおとがきこえてきました。へびです。くまくんはまたまたねずみたちにまるくなってしっぽをかくすようにいいます。へびはねずみを見なかったかくまさんにたずねます。くまさんはねずみは見ていない。ここにはりんごしかないといいます。白い玉をお月さまからおちてきた白いリンゴだとへびにいいます。へびは6つの白い玉を見てくびをかしげました。「ピンクのしっぽがはえたりんごなんてきいたことないわよ。」1ぴきのねずみがしっぽをかくすのをわすれていました。ねずみたちはどうなってしまうのでしょう?…

 この本はくまさんの奇想天外な発想と天敵との対話で味わうスリル感、そして切り抜けた時の安堵感が楽しめます。

 ねずみたちがまるくなってしっぽをかくすアイデアは良いですね。灯台下暗し的な考え方でしょうか?隠れて見つかるよりはずっと良い気がします。そしてフクロウたちに説明する内容は子供たちにとってはとても夢のある理由のように思いました。

 では、またの機会にお会いしましょう。

 

創作ショートショート「宝くじが当たった!?」

 皆さんこんにちは。ジーボです。今回のお話は絵本以外の回なのですが、ネタがありませんでしたので、自分でお話を作ってみました。つまらないかもしれませんが、興味があればお読みください。

宝くじが当たった!?

 5月23日晴れ。日差しが暑い。サムは営業で街中を走り回っていた。次の客先への移動のためにバスを待っているとき、ふと宝くじ売り場に目が止まった。宝くじで1億ほども当たればこんなにあくせくして働かずに済むのに・・・。そう思ったサムは宝くじを買ってみることにした。「どうせ買うなら自分で番号を選べるロト6がいい。」そう思ったサムだったが、いざ数字を考えようとするとどれを選ぶか迷ってしまった。そこでサムはスマホを取り出し、会話アプリを起動した。

 「ヤア サム、チョウシハ ドウダイ?」

会話アプリが話し出す。

 「やあジム、まあまあだな。ところでこれからロト6を買おうとしているんだが、助けてくれないか?」

 「サム、ワタシニデキルコトナラ オタスケシマスヨ。」

 「ジムにロト6で当たる番号を教えてほしいんだ。」

 「オヤスイゴヨウデス。」

そういうとジムは15秒ほど黙り込んだ。そして

 「5,23,10,32,43,8デス。」

と答えた。サムは問いただした。

 「これは本当に当たっているんだろうな?」

 「マチガイアリマセンヨ。」

サムは喜び勇んで指定された番号を買った。

 そしてその週の金曜日。ロト6の当選番号が載る日だ。朝起きて早速新聞に載っているロト6の当選番号を見る。当たってる!。信じらない!。2億3958万6911円!!。やった!!。ジムすごい!!!。早速ジムを起動する。

 「ヤア サム、チョウシハ ドウダイ?」

 「上々さ、なにしろロト6が当たったんだからな!」

 「オチツイテクダサイ、ヒヅケハカクニンシマシタカ?」

 「日付だって?だって今日の新聞なんだから昨日の・・・ん?18日?先週の金曜日の新聞じゃないか!」

なぜこんな古い新聞が?そうか、昨日古新聞をかたずけていて、かたずけ忘れたのか・・・がっくりとなるサム。

 「ジム、この間この数字ならまちがいなく当たると言ったじゃないか・・・」

力なく問いただすサム。ジムは答えた。

 「ハイ。デスカラアタッテイル バンゴウヲオシエマシタ。」

 「そうじゃなくて、これから当たる番号を教えてほしかったんだ!!」

 「ハイ。デスカライツカハ アタル バンゴウヲ オシエマシタ。」

 「イツ アタルカ マデハ ワカリマセン。」

 「それじゃあ人間と同じじゃないか!!」

 「ハイ。ワタシタチ ジンコウチノウハ、ニンゲントオナジヨウニ カンガエルヨウニ ツクラレテイマスカラ・・・」

 

 いかがでしたか?最近は人工知能が流行っているようですね。会話ができるアプリなども人工知能を使って会話しているようです。とはいっても宝くじの当たり番号を導き出すのはちょっと難しいと思います。予測というより予知に近いですから。

 では、またの機会にお会いしましょう。

絵本 やなせたかしさんの「ハルのふえ」を紹介。音楽を楽しむ人と動物たち。

 皆さんこんにちは。ジーボです。今回のお話は2009年発行、やなせたかしさん作の「ハルのふえ」です。やなせさんはアンパンマンで有名ですね。このほかに歌「手のひらを太陽に」の作詞もなさっています。

f:id:ziibo:20170616065219j:plain

あらすじ

 たぬきのハルはにんげんにばけるのがじょうずです。そして草ぶえをふく名人でした。森のどうぶつたちは「ハルのふえ」が大すきでした。あるあさ、草ぶえをふきながらあるいていたハルは森の入り口でにんげんの赤ちゃんをひろいました。赤ちゃんはいまにもしんでしまいそうによわっていました。ハルはにんげんにばけて赤ちゃんのおかあさんになることにしました。

 たぬきみるく、たぬきぱん、たぬきうどん、たぬきそばなどおいしいものをたべて赤ちゃんはすくすくと大きくなっていきました。名まえはパルとつけました。

 ハルはまい日草ぶえをパルにおしえました。パルはハルにまけないくらいじょうずにふけるようになりました。パルはいまでは森の人気ものです。ハルがいそがしいときはパルはひとりで草ぶえをふいてあそんでいました。

 ある日、白いひげをはやしたたび人が木のかげでパルの草ぶえをきいていましたが、かばんの中からクラリネットをとり出すと草ぶえにあわせてふきはじめました。パルはびっくりしましたが、クラリネットがとてもじょうずに草ぶえにあわせたのでたのしくなり、そのままふきつづけました。それはゆめのような森の音がくかいでした。

 たびびとはえんそうがおわるとパルのいえをたずねてハルにあいました。たびびとはチョコパンという音がくかでパルの草ぶえをきいて、パルをりっぱな音がくかにするのであずからせてほしいとハルにたのみました。ハルはかわいいパルとわかれるのはしぬほどつらかったのですが、パルはにんげんでじぶんはたぬきだからパルをにんげんのせかいへかえしたほうがいいとおもいました。そしてもしパルがつらくてにげかえってくることがあればむかえてあげられるようにずっとにんげんにばけていようとけっしんしました。

 そしてなんどか花がさき、花がちってとしがすぎました。音がくかのチョコパンはパルにフルートをおしえました。フルートのべんきょうはきびしく、つらかったのですが、さみしくなるとハルのことをおもいながら草ぶえをふくとふしぎにげん気になれました。

 パルはチョコパン先生もおどろくほどじょうたつしました。パルがえんそうかいをひらくと、いつもまんいんです。にんげんだけでなく、とりやどうぶつもあつまってきました。パルはフルートのてんさいとしてゆうめいになりました。

 ある日パルはもりのおかあさんをよんでいっしょにくらそうおもい、むかえにいくたびに出ました。ハルはひさしぶりにパルにあいました。むかしのようにおいしいたぬきうどんをたべてからパルはハルに町にいっていっしょにくらそうとさそいます。けれどもたぬきであるハルは町でくらすことはできません。そして…

 すてられた赤ちゃんとたぬきのふれあいを草笛という音楽を通して描いているところが印象的です。音楽によって人も動物も引き寄せられ、みんなが楽しめる。考えただけでも感動します。やなせさんは絵本作家であるけれども、音楽もとても愛していたのではないかと思いました。

 では、またの機会にお会いしましょう。

絵本 ゆきのゆみこさん、上野与志さんの「わんぱくだんのおかしなおかしや」を紹介。食べても食べてもおなかはぐーぐー

 皆さんこんにちは。ジーボです。今回のお話は2017年発行、ゆきのゆみこさん、上野与志さん作、末崎茂樹さん絵の「わんぱくだんのおかしなおかしや」です。この本はわんぱくだんシリーズの中の1冊です。

f:id:ziibo:20170615062812j:plain

あらすじ

 かしの木こうえんできょうも げん気いっぱいあそんでいる、けん と ひろし と くみのわんぱくだん。おなかがへったけど、たべるものがなにもない。♫ぺこぺこだ~ ぺこぺこだ~ どっかにおやつはないだろか?おなかがへってふらふらだ~♫ とうたっていると、おかしなおかしやというおみせを見つけました。

 とつぜんドアがあいて、ちかくにいた、くろねこが入っていきます。わんぱくだんもつづいて入っていくと、いきなりからだがうきあがってひゅーん!どこかへとばされました。おちたところはひろいのはらのまん中でした。

 そこへ出てきたのはさっきのくろねこ。しろいふくをきて、きどっています。そして、「いらっしゃいませ。『おかしなおかしや』へようこそ。ここはケーキの花がさいています。どれでもすきなだけおたべください。」といいました。三人があたりをみまわすと、木にも草にもケーキがいっぱい。みんなむちゅうになってたべはじめました。いつのまにかケーキをぜんぶたべてしまいましたが、おなかはぺこぺこのまま。するとくろねこはあっちにもすてきなおかしがあるとゆびさしました。

 いってみるとそこにはひまわりばたけがありました。けれどもよく見ると花がホットケーキになっています。三人はほかほかのホットケーキをおもうぞんぶんたべました。でも三人のおなかはぐ~ぐ~ぐ~となっています。

 くろねこがこんどはすてきな川があるとさそいました。そこはチョコレートの川でした。手ですくってのんでいると、けんが足をすべらせてチョコレートの川にぼちゃん。たすけようとしたひろしもくみもつづいてぼちゃんとおちてしまいました。チョコレートの川はとろとろしているのでおよぎのとくいなわんぱくだんでもうまくおよげません。三人はどうなってしまうのでしょうか?…

 ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家を思い出しました。でもいくら食べてもおなかいっぱいにならないのは違いますね。これなら思う存分味わっていつまでも楽しく食べられますね。良いアイデアだなと思いました。

 ジーボのお菓子に関係する思い出は駄菓子屋さんで買った1個10円の当たり付きフーセンガムや30円の当たり付きのホームランバーというアイスとかが印象深いですね。当たりが出るともう一つもらえるのでとても楽しめました。あとは仮面ライダースナックについていたカードとかも楽しめました。皆さんはお菓子にどんな思い出があるでしょうか?お子さんと一緒に話してみるのも楽しいのではないでしょうか?

 では、またの機会にお会いしましょう。