読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ジーボのブログ

このブログはおもにジーボが読んできた絵本について紹介するものです。

絵本 内田麟太郎さんの「とってもいいこと」を紹介。ふしぎなどこかのだれか。

 皆さんこんにちは。ジーボです。今回のお話は2005年発行、内田麟太郎さん文、荒井良二さん絵の「とってもいいこと」です。

 この本は初出が月刊音楽広場1998年8月号でこの時は「どこかのだれか」という題名でした。

f:id:ziibo:20170402005013j:plain

あらすじ

 タコの8ちゃんがひるねをしていると、どこかのだれかにいいことがあるからと出かけることをすすめられます。8ちゃんはいいことがあることをしんじてはまべへ出かけたところ、カニにこえをかけられます。いつもいじわるばかりされていたのできこえなかったふりをしてとおりすぎようとしました。けれども、あこがれのさくら貝のさくらさんがきていることをしり、カニのきかくした力くらべ大かいにさんかします。

 さくらさんからおうえんしてもらった8ちゃんですが、もちあげようとしたこいわ(8ちゃんの5ばいはある)はまったくもちあがりませんでした。つぎにクロネコ、男の子、ゴリラ、クジラ、うみ、ちきゅうとどんどんとさんかしゃが大きくなり、さいごはちきゅうがいちばんの力もちとなりました。

 大かいがおわったあと8ちゃんはさくらさんとまんげつを見つめます。まんげつはまるでなにかをかたりかけているようでした。そして8ちゃんはつぶやきます。「そうか…わかった。」出かけるといいことがあるといったどこかのだれかがわかったのです。そのどこかのだれかとは?

 この話を読んでみて思ったのは題名は「どこかのだれか」のほうがしっくりくるなということでした。とってもいいこととは何か?それはたぶんどこかの誰かが判ることだということで題名を変えたのだと思いますが。それにしても内田さんの代表作「おれたちともだち!」シリーズとは全く違った雰囲気の絵本になっています。初出が子供向けではなかったことが理由かもしれません。

 では、また次の機会にお会いしましょう。