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ジーボのブログ

このブログはおもにジーボが読んできた絵本について紹介するものです。

絵本 古田足日さん、田畑精一さんの「おしいれのぼうけん」を紹介。押し入れの中の異世界

 皆さんこんにちは。ジーボです。今回のお話は197年発行、古田足日さん田畑精一さん作の「おしいれのぼうけん」です。古田さんは作家、田畑さんは画家です。お二人はコンビを組んで絵本をいくつか書かれています。このお話は二人で作った最初のお話です。

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あらすじ

  さくらほいくえんにはこわいものが二つあります。一つはおし入れ、もう一つはねずみばあさんです。おし入れはみんながさわいでいて先生のいうことをきかない子がいると、先生がその子をつかまえておし入れに入れてとをしめてしまいます。入れられた子はこわくなってなき出し、先生にあやまります。入れられなかった子もおし入れを見つめてとてもこわくなります。もう一つのこわいもの、ねずみばあさんは先生たちがやるにんぎょうげきに出てきます。きみわるいこえで、「ふっふっふ。ばんごはんのおかずにしてたべてやるか。」というと子どもたちはみみをふさぎます。「きゃーっ」とさけぶ子もいます。

 ある日ひるねのじかんにさわいでいたあきらとさとしがおし入れに入れられます。みんなはおし入れのほうをじっと見ました。先生もおし入れのまえで二人があやまるのをまっていました。二人ははげましあいながら、おし入れの中でたえていました。そんな二人のまえにねずみばあさんがあらわれます。ねずみばあさんはねずみをなん千びきもおともにつれています。ねずみたちは二人をたべようとしていました。二人は手をつなぎあって、ひっしにねずみばあさんからにげようとします。ふたりはどうなってしまうのでしょうか?

 現在なら幼児虐待になりそうなお話ですが、1970年代には当たり前のように各家庭で行われていた戒めの一つです。ジーボは逆に子供の頃は押し入れが好きでした。何となく違った世界に見えたのと、暗闇が落ち着きをくれました、完全に真っ暗でなかったせいかもしれません。親に怒られた時はふてくされて自分で押し入れに入ったりしていました。皆さんは押し入れに思い出はありますか?お子さんの中には押し入れ自体をしらない子もいそうですね。お子さんに教えてあげるのも良いかもしれません。

 お話は暗闇の中で作り出す子供の空想世界を描いています。また、二人の子供が力を合わせて困難を乗り越えていく描写が仲間の大切さを表しているようにも思えます。

 では、また次の機会にお会いしましょう。