ジーボのブログ

このブログはおもにジーボが読んできた絵本について紹介するものです。

絵本 日本民話「十二支のはじまり」を紹介。知能犯ネズミ。

 皆さんこんにちは。ジーボです。今回のお話は2009年発行、高谷まちこさん、文、絵の「十二支(じゅうにし)のはじまり」です。

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あらすじ

 むかしむかしかみさまがどうぶつたちをあつめておっしゃいました。「こんどの正月、1月1日にわたしのところへあそびにおいで。いちばん早くきたものから12ばんまでじゅんばんに1年ずつ、どうぶつの王さまにする。」これをきいたみんなは大よろこび。小さなネズミも1ばんになるとはりきりました。ところがネコはごてんにいく日がわからなくなり、ネズミにきくと、ネズミは1月2日と1日おくれの日をおしえました。

 そしていよいよあしたはお正月、ネズミはどきどきしてなかなかねむれませんでした。するとギーッととびらがあいてウシが出てきました。あるくのがおそいウシはもうしゅっぱつするようです。ネズミはこりゃあいいとひらりとウシのせなかにとびのりました。ウシは気づかずにそのままのっしりのっしりとあるいていきます。そうしてごてんにつくとウシはもんのあくのをのんびりまちました。

 いちばんどりがなくと、もんがあきました。そのとたんネズミがひらりととびおりてごてんの中にかけこみました。こうしてウシはもう1ぽのところでネズミにまけてしまいました。そのあとにはトラ、ウサギ、タツ、ヘビ、ウマ、ヒツジ、サル、ニワトリ、イヌ、イノシシとなりました。こうしてこの年の王さまはネズミとなり、かみさまからりっぱなかんむりとふくをいただきました。そしてお正月のごちそうをみんなでいただきました。これが十二しのはじまりです。ところでネコは?…

 この本のお話もよく知られているお話ですね。ネコがネズミを追いかけるようになった理由についてもお話の中で書かれているのは有名です。十二支はむかし中国で生まれ、それが日本や台湾、韓国、ベトナム、ロシアなどに伝わったようです。日本の亥はイノシシを指しますが、これは身近な存在だったからのようです。中国ではブタなのだそうです。このほか、ベトナムではウシが水牛、ウサギがネコ、ヒツジがヤギに変わっているそうです。面白いですね。

 では、またの機会にお会いしましょう。