ジーボのブログ

このブログはおもにジーボが読んできた絵本について紹介するものです。

創作ショートショート「宝くじが当たった!?」

 皆さんこんにちは。ジーボです。今回のお話は絵本以外の回なのですが、ネタがありませんでしたので、自分でお話を作ってみました。つまらないかもしれませんが、興味があればお読みください。

宝くじが当たった!?

 5月23日晴れ。日差しが暑い。サムは営業で街中を走り回っていた。次の客先への移動のためにバスを待っているとき、ふと宝くじ売り場に目が止まった。宝くじで1億ほども当たればこんなにあくせくして働かずに済むのに・・・。そう思ったサムは宝くじを買ってみることにした。「どうせ買うなら自分で番号を選べるロト6がいい。」そう思ったサムだったが、いざ数字を考えようとするとどれを選ぶか迷ってしまった。そこでサムはスマホを取り出し、会話アプリを起動した。

 「ヤア サム、チョウシハ ドウダイ?」

会話アプリが話し出す。

 「やあジム、まあまあだな。ところでこれからロト6を買おうとしているんだが、助けてくれないか?」

 「サム、ワタシニデキルコトナラ オタスケシマスヨ。」

 「ジムにロト6で当たる番号を教えてほしいんだ。」

 「オヤスイゴヨウデス。」

そういうとジムは15秒ほど黙り込んだ。そして

 「5,23,10,32,43,8デス。」

と答えた。サムは問いただした。

 「これは本当に当たっているんだろうな?」

 「マチガイアリマセンヨ。」

サムは喜び勇んで指定された番号を買った。

 そしてその週の金曜日。ロト6の当選番号が載る日だ。朝起きて早速新聞に載っているロト6の当選番号を見る。当たってる!。信じらない!。2億3958万6911円!!。やった!!。ジムすごい!!!。早速ジムを起動する。

 「ヤア サム、チョウシハ ドウダイ?」

 「上々さ、なにしろロト6が当たったんだからな!」

 「オチツイテクダサイ、ヒヅケハカクニンシマシタカ?」

 「日付だって?だって今日の新聞なんだから昨日の・・・ん?18日?先週の金曜日の新聞じゃないか!」

なぜこんな古い新聞が?そうか、昨日古新聞をかたずけていて、かたずけ忘れたのか・・・がっくりとなるサム。

 「ジム、この間この数字ならまちがいなく当たると言ったじゃないか・・・」

力なく問いただすサム。ジムは答えた。

 「ハイ。デスカラアタッテイル バンゴウヲオシエマシタ。」

 「そうじゃなくて、これから当たる番号を教えてほしかったんだ!!」

 「ハイ。デスカライツカハ アタル バンゴウヲ オシエマシタ。」

 「イツ アタルカ マデハ ワカリマセン。」

 「それじゃあ人間と同じじゃないか!!」

 「ハイ。ワタシタチ ジンコウチノウハ、ニンゲントオナジヨウニ カンガエルヨウニ ツクラレテイマスカラ・・・」

 

 いかがでしたか?最近は人工知能が流行っているようですね。会話ができるアプリなども人工知能を使って会話しているようです。とはいっても宝くじの当たり番号を導き出すのはちょっと難しいと思います。予測というより予知に近いですから。

 では、またの機会にお会いしましょう。