ジーボのブログ

このブログはおもにジーボが読んできた絵本について紹介するものです。

絵本 日本昔話の「かちかちやま」を紹介。たぬきはかなり残酷。

 皆さんこんにちは。ジーボです。今回のお話は日本昔話から「かちかちやま」を紹介します。この本は1984年発行、岩崎京子さん文、黒井 健さん絵で描かれています。

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あらすじ

 むかしじいさまとばあさまがいました。ある日じいさまははたけにまめをまきました。「ひとつぶまけば四つぶになあれ。」するとそこへたぬきがやってきてじゃまばかりしました。「ひとつぶまけばひとつぶよ。ねっきり はっきり これっきり。」「こらあ。」じいさまはおこりました。

 つぎの日、じいさまはたぬきがいつもすわるきりかぶにとりもちをぬっておきました。「ふたつぶまけば二せんつぶになあれ。」すると、またたぬきが出てきてあくたいをつきました。「ふたつぶまいてもふたつぶよ。きたかぜふいたらもとどおり。」「こらあ。」たぬきはにげようとしましたがべったりおしりにとりもちがついて、とうとうつかまってしまいました。じいさまはどまのはりにたぬきをつるしました。そして「ばあさんや、おら、しのこしをやってくるが、たぬきがなにかいうてもとりあっちゃなんねえぞ。」「あい。」

 ばあさまがどまでこめをついているとたぬきがいいました。「ばあさま。おら、こめつくのかせいしべえ。なわといてけろ。」「山へにげてくつもりだべ。」とばあさま。「にげるもんか。こめついたらまたおら、ぶらさがってるからさ。」たぬきにそういわれて、ばあさまはなわをほどいてやりました。たぬきは力があるのでたちまちこめをついてしまいました。「ばあさま、これくれえでええんでねえか。」ばあさまがうすをのぞくとたぬきはきねをふりおろし、ばあさまをころしてしまいました。

 たぬきはばあさまのきものをきて、ばあさまにばけ、ばあさまのにくをにて、たべました。はたけからもどったじいさまは、ばあさまにばけたたぬきにだまされてばあさまのにくをたべてしまいました。たぬきは「たぬきじるくうとてばんばじるくうた。ながしのしたのほねを見ろ。」というと、もとのたぬきにもどり、山ににげていきました。

 「ああ、なさけねえ。しらずに ばあさんくってしまった。いまいましい。」じいさまが かなしんでいると、うさぎがやってきました。「じいさま、なして ないとんじゃ。」じいさまがわけをはなすと、「ひどいたぬきめ。よし、おら、あだとってやる。じいさままっててけろ。」

 うさぎはいりまめをつくるとそれをもって山へいき、わざとたぬきあなのそばでしばをかりました。するとたぬきは「いりまめのにおいだ。うさぎどんおらにもわけろや。」といいました。うさぎは「このしばをしょってけろ。そしたらやってもええ。」たぬきはしばをしょうと、山をおりていきました。うさぎはたぬきのうしろにまわると、火うち石をかちかちいわせました。「うさぎどん、いまかちかちっておとがしたべ。」とたぬき。「あれ、たぬきどん、しらねえのか。ここはかちかち山だど。それでかちかちゆうだ。」そして…

 ジーボが記憶しているかちかち山とは少し違います。こちらのほうが言い伝えに忠実なのでしょうが、少し残酷すぎる気がします。ジーボが子供の頃によんだ本はばあさまをたべるところを省略していたのでしょうね。この本のやられたらやりかえすみたいな描写がちょっと不快でした。

 では、またの機会にお会いしましょう。